UIKonf 2018に参加してきました

はじめに

ホットペッパービューティーのアプリを担当している外崎です。
昨年はWWDCに参加しましたが今年はチケットに恵まれなかったので、以前から一度は行ってみたかったUIKonfに参加してきました。
http://www.uikonf.com

あまり行く機会のない海外のカンファレンスですが、iOS関連のものは下記のサイトがよくまとまっているので行く機会が有る方は参考にしてみてください。
https://www.raywenderlich.com/180691/top-10-ios-conferences-2018
https://github.com/Lascorbe/CocoaConferences

UIKonfについて

UIKonfはiOSエンジニアのためのカンファレンスです。
今年は5/13~5/16の期間で開催され、40カ国以上から450人以上の参加者がいました。 UIKonfではテクノロジーに限った話だけではなく幅広いテーマの発表がありました。

Header

会場

UIKonfはドイツのベルリンで開催されました。
並行してWorkshopも開催されていますが、基本的にシングルトラックのカンファレンスなので全員が揃って1つのセッションを聞く形になっています。

Hall

セッションの内容

当日の動画はYoutubeのチャンネルですでに公開されています。
https://www.youtube.com/channel/UC0t-zx5Gnj05dVb9AOEsMKA

すべてのビデオを見るのは大変なので、いくつか個人的に面白かったセッションをピックアップして紹介します。
ちなみに当日は話しているスクリプトがリアルタイムで公開されていたので英語が聞き取りづらい時も内容が把握しやすくなっていました。

The Magic of UI Testing

なかなか手を出しにくいUI Testingについてわかりやすい例を交えて発表されていました。
前半部分だけでもテストについての良い整理になるので一見する価値はあると思います。
最後の方に紹介されていますが、UI Testingを開発ツールとして使う事はUI Testing導入の最初のステップとして良いかと思いました。

Advanced Debugging Techniques

ケンブリッジ大学の調査で50%以上の時間をデバッグに使っている事がわかっていることが紹介されてセッションは始まります。
iOSのデバッグ時に十分な情報を得ることで時間を短縮し効率よくiOSのデバッグをする方法についての発表でした。
ブレークポイントやLLDBの高度な利用法、またデバッグツールのchiselも紹介されていました。
https://github.com/facebook/chisel

この辺はまだ使いこなせてない部分も多いのでこの機会に使いこなせるようになろうと思います。

A Decade of iPhone & iOS in 40 minutes

最後だったこともありとても印象に残っているセッションです。
タイトルの通りですがiPhone & iOSの歴史を振り返るセッションです。40分間に内容が凝縮されていて駆け足でどんどん進んでいきます。 特にARCやStoryboardは開発が大きく変わったので振り返ると懐かしく感じました。 面白いのでビデオを見ることをおすすめします。

まとめ

ベルリンもUIKonfも初めてでしたがカンファレンスに参加することで学びのある時間を過ごすことが出来ました。
多くの海外カンファレンスは日本でもビデオで見られるのですが、現地の雰囲気を感じ集中してインプットの時間を作ることは得られるものがありました!
このような経験をサービス開発にも生かしていきたいと思います!