【アルバイト参加記】『スタディサプリENGLISH』を支えるチームとは?

こんにちは。CI高速化をやり遂げた長谷川竜也です。

私は RECRUIT Job for Student 2021 Summer にて『スタディサプリENGLISH』へwebフロントエンドエンジニアとして1ヶ月間業務に参加していました。

今回は、そんなアルバイトの視点から見た『スタディサプリENGLISH』を開発するエンジニア達の雰囲気をお伝えしたいと思います。

はじめに

ちなみに皆さんは以下のような疑問を持っていないでしょうか?

—— リクルートのエンジニアってどんな雰囲気の人たちなの?

—— 殆どが業務委託や SES ばかりだったり、外注して丸投げがメインなんじゃないの?

—— 優秀な人ばかりで、本当にやっていけるか不安……。

分かります。私も1ヶ月前までは同じような疑問を持っていました。しかし実際の雰囲気はこれらの想像と大きく違ったものでした。

web フロントエンドチームの紹介

私の所属しているweb フロントエンドチーム(web チーム)は6人で構成されており、平均年齢は30歳前半ほどです。皆さん優秀な方々ですが、かといって怖かったり高圧的なところは一切ありません。とても優しい方々で、業務中は Slack huddle にシュッと入っての相談や雑談が気軽にできました。

事前に「『スタディサプリENGLISH』の開発チームにはどの様な人がいますか?」と質問したところ、

—— 技術オタク
—— 骨太
—— マッチョ

といった回答が得られました。

しかしこれだけでは中々伝わらないと思うので、チームの方に自己紹介をお願いしてみました。


熱い絵文字が飛び交うフラットかつオープンなチームであることが伝わってきます。『スタディサプリENGLISH』の開発チーム全体でこのようなな雰囲気や文化が形成されています。

本番リリースを開発組織全体へ告知する様子

また、Slack 上ではtimes_memo_などのprefixから始まる個人チャンネルが乱立しており、そこでも活発にコミニュケーションが行われています。

1ヶ月間のみの参加でしたが、私も #times_hasegawa チャンネルを作りました。

高速化を褒めてくださるメンター

リモートワークが主軸となっている組織下では、オンラインでも気軽にコミニュケーションがとれる環境が大切です。この様な取り組みもプロダクト開発をより円滑に回す秘訣の一つではないでしょうか。

プロダクト開発について

『スタディサプリENGLISH』はリリースから6年ほど経ちますが、その殆どを内製開発でまかなっています。これにより柔軟かつスピード感のある開発が今日まで継続されています。

webチームは開発する仲間への思いやりが強い組織であると私は感じます。

例えば、webチームにはソースコードにコメントを丁寧に記載する習慣があります。関数や値といったソースコードがどの様な動きをするのかが苦労なく読み取れれば、開発体験は飛躍的に向上します。また、それらのコメントが意図通りに伝わっているかや適切に付与できているかどうかを日頃から活発に話し合われているため、実装時に誰かにいちいち訊かないと分からないといったこともありませんでした。

さらに、本番デプロイやステージングへのデプロイ、リリース、プルリクエストの作成といった作業の殆どが自家製のCLIとワークフローで整備されているため、それらの繊細な作業も数クリックで完結してしまいます。便利!!

web チーム自家製の CLI

このように「徹底的に仕組み化することで作業の効率化や安全化を促進する」文化が根付いているため、私にとっても非常に快適な開発体験でした。

技術共有会

週に1回のペースで「技術共有会」という名の社内勉強会を開催しています。

勉強会は「輪読会」と「技術雑談」の二部構成となっており、私が参加した回の輪読会では「Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか」と「Design Systems ―デジタルプロダクトのためのデザインシステム実践ガイド」を題材にしました。

Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか
Design Systems ―デジタルプロダクトのためのデザインシステム実践ガイド

技術雑談では、アナウンスされたばかりの React v18 を皆でキャッチアップしたり、メンバーそれぞれが面白いと感じたトピックを持ち寄ってワイワイ語り合いました。

実際にサンプルアプリを作っての共有
お悩み相談など

メンバー各々の得意領域がきれいに分散していることもあってか良い相互作用が生まれ、たくさんの新しいことを学べる機会です。

よもやま会(1 on 1)

アルバイト期間中は「よもやま会」と呼ばれる機会が設けられており、そこではメンター、社員、人事部など幅広い方々と 1 on 1 でお話できます1)「よもやま話」が語源のリクルート用語だそうです。

リクルートでは副業が認可されていることもあり、社外での活動の様子から今後のライフプランまでといった個人的なものまでざっくばらんにお話できました。諸先輩方と話す事で自身の視野を広げたり視座を上げたりすることができるため、技術以外の内面も成長できると思います。

ランチ交流会

アルバイト期間中には、今回ターム(10月後半~11月)のアルバイトルールに乗っ取り、十分に感染対策を行った上でランチにも誘ってもらいました。
美味しいものを食べながら、web チーム以外の領域の異なるエンジニアの方ともお話しする機会ができ、良い時間を過ごせました!

オフィス訪問

条件付きで出社が可能だったため、少しだけオフィスの写真も載せます。

オフィスには卓球台、ビリヤード台、ダーツ、懸垂マシン等があり、業務の合間にフラッと立ち寄って仲間たちとリフレッシュすることができます。

私が 「ビリヤード台を撮りたいので、ひとつ決めポーズをお願いします!」 とリクエストすると、ゴリマッチョなメンターさんとマネージャーさんが喜んでポーズを取ってくださいました。

こちらは元々社員食堂だったフロアですが、現在はワーキングスペースとして社員向けに開放されています。

まとめ

当記事から『スタディサプリENGLISH』がどんな人たちによって支えられているのかが少しでも伝わったら幸いです!

脚注

脚注
1 「よもやま話」が語源のリクルート用語だそうです。