リクルートテクノロジーズ エンジニアコース新人研修の内容を公開します!(2019年度版)

リクルートテクノロジーズ エンジニアコース新人研修の内容を公開します!(2019年度版)

こんにちは。セキュリティエンジニアの平松です。

毎年、大きな反響を頂いているエンジニアコース新人研修の内容を今年も公開します。

リクルートテクノロジーズの新人研修

リクルートテクノロジーズでは、新卒採用の新人向けに3ヶ月間の技術研修「ブートキャンプ」を実施しています。

新人たちは採用時の応募職種によって振り分けられ、各職種に適した内容のブートキャンプを受講します。

今年のブートキャンプは以下の3つのコースで実施しました。

  • スタンダードコース:プログラミングやWebサービスの構造の基礎を学び、その後1つのスマホサイトを企画からリリースまで行うコース。
  • エンジニアコース:現場での技術に即した実践的な内容を学び、その後実際のサービスでチーム開発のOJTを実施するコース。
  • データサイエンティストコース:現場でのデータ解析の実務に即した実践的な内容を学ぶコース。

本記事では、実際に「エンジニアコース」の講義パートで使用された資料を公開します。

エンジニアコース

エンジニアコースについては、研修の殆どを内製で実施しています。

本年度は、株式会社リクルートの新卒Web採用枠で入社した新人のうち、14名がエンジニアコースに参加しました。

このコースは、一定以上のプログラミングスキルと開発経験のある層をターゲットとしており、現場で培われた「本当に必要な生きた知識・技術」を贅沢に取り入れた内容となっています。

また、ハンズオンなどで実際に手を動かして技術と知識の定着を図ることを重要視し、ISUCON、Hardening、ハッカソンなどの実践競技も取り入れています。

講師には社内外から各分野のスペシャリストを迎え、フロントエンド、データベース、インフラ、データ分析、セキュリティなどの幅広いテーマを扱います。

入社前から高いエンジニアリングスキルを持つ新人たちですが、研修での学びが彼らの成長をさらに加速させることを私たちは期待しています。

資料

エンジニアとしてこの先生きのこるために

HTML/CSS

RTC Frontend Development

見てわかるテスト駆動開発

Performance Bootcamp

業務システム構築におけるデータモデリング

ブートキャンプDATABASE

JavaScript Bootcamp 2019

リクルート新人研修データ分析ハッカソン

検索結果の品質向上 Elasticsearch入門

Web Application Hardening (Boot Camp 2019)

Web Application Hardening (Boot Camp 2019) Day 2 環境編

DevOps導入指南~基本編~

現代的システム開発概論

おわりに

私は昨年度新卒入社で、去年ブートキャンプを受講したばかりだったのですが、本年度では先任講師からの推薦もあってセキュリティの講師を担当させて頂くことになりました。

エンジニアとして既に高い技術力を持つ新人たちの成長を最も加速させ、満足してもらえるような講義はどんなものか考えた結果、私の講義では「実践的な内容」に加え「手厚いフィードバック」を重視しました。

手を動かして技術に親しんでもらい、フィードバックで正しいやり方をイメージさせてあげることができれば、あとは自発的にどんどん学んでいってくれる人たちが集まっているという期待感があったからです。

講義の終了後、新人たちは互いに技術について語り合ったりしており、既に自発的に学び始めている様が見て取れました。今後の彼らの成長と活躍がとても楽しみです!