Recruit Data Blog

お久しぶりの投稿です

実はデータ室ブログのFirst Post以来3年ぶりのブログ投稿となる阿部です。現在はリクルートの各事業領域のデータ組織を横断的に支援する機能組織を統括する役割を担当していますが、各横断機能組織の皆様が非常に優秀なので最近はもっぱら横断機能組織(そしてその先にある事業領域のデータ組織)のパフォーマンスがより高くなるような課題設定や環境整備を楽しみながら、日々の取り組みを進めております。

3年前の初めましての記事

マネジメントとして事業価値の向上につながり、かつ各チームがいい感じに成長できる(結果的に組織が成長し強化される)ようなハイボールを投げられるかが勝負なので、各チーム・メンバーとのぶつかり合いみたいになっていて楽しいです。どんどんやったるでー

そんな様々な取り組みをしている中で、今回はデータ推進室でOBOG会を開催したよ!という共有をさせていただければと思います。

本記事は、データ推進室 Advent Calendar 2024 4日目の記事です

OBOG会を開催することになった背景

自分自身もOBOGと卒業後(リクルートでは退職することを卒業と呼びポジティブにとりあつかう文化があります)に個人的にやりとりすることもあり、そのようなやりとりを一堂に集めてみたら面白いのでは?と思いついたことがきっかけでした。

もう少し詳しく説明すると、卒業後のさまざまな経験を経たOBOGの視点からデータ推進室のアップデートを捉えたらどのように写るのか?またそれらを複数の視点で並べてみるとデータ推進室に対する良いフィードバックになるのでは?と。さらに言えば「データ組織が良い感じにアップデートされてますね!」というポジティブなフィードバックをもらえれば、これまでの取り組みに一定の価値があったと確認できるのでうれしいなー、という思いがありました。

併せてOBOGの卒業後の経験談などを聞くことで自分たちが良い刺激を得ることも期待しつつではありますが、、、要するにOBOGと良い感じで交流する場を設計できたら面白いよね?という、完全に思いつき案件になります。ごめんなさい。

しかし、仮にただの思いつきだとしても「当事者意識を発揮して周囲も巻き込み(ロマン)」ながら「その取り組みで勝ち取れる価値とそのROI、もしくはそれに準ずる仮説検証を設計する(そろばん)」ことができれば叶ってしまうのがリクルートの面白いところです。今回もイベント設計を一緒にやってくれた皆様やスポンサードしてくれることになった部門、OBOG会という枠組みの妥当性検証に協力してくれた各組織の皆様の協力を得てアルムナイイベントという形式で21名のOBOG招待を実現できることになったわけです。

OBOG会の当日の流れ

OBOG会はリクルート社内のイベントスペースであるりCU(りく)で行いました。

リCU(りく)は、 リクルート本社41Fにある「リアルなコミュニケーションのための集まる場」として 皆が集まりたくなり、 東京を一望できる高層階の眺望を活かしつつ、「CO-EN」が体現できる空間です。

りCU

最初に現在のデータ推進室の体制面も含めた状況やここ最近の取り組み等の共有をOBOG向けに実施しました。通常の社外イベントにおける会社紹介とは違い、リクルートのコンテキストを知っているOBOGへの自社の取り組み共有というなんとも面白い枠組みなので不思議な感覚になりながら話させてもらいました。

組織状況の共有

最近のデータ推進室の共有の後は特にコンテンツは用意せずに歓談の時間とし、OBOGやデータ室の現メンバー間での近況報告や情報交換などを行ってもらいました。自分自身もたくさんのOBOGの近況を聞くことができ、加えてさまざまな事業領域で活躍するOBOGも多かったため技術的な取り組みの情報交換を行うことで多くの刺激を得ることができました。

またプレイヤーとして卒業したメンバーが現在マネジメント職として活躍しているケースなどもあり「自分が在籍しているころの阿部さんの苦労が最近よくわかったような気がします。。。」みたいな話をしてくれたのがとても印象的でした。自社内でキャリアを連続的に捉えられているメンバーの変遷とはまた違った印象をうけるのが面白かったポイントの1つでした。

ご歓談中

なお当日は事務局が寿司職人の方が握るお寿司をはじめとするケータリングを用意してくれたので、食事の面でも大変楽しい時間を過ごさせていただきました。様々な準備など本当にありがとうございました。

寿司職人

寿司

ケータリング

OBOGからの反応など

当日会話させていただいたOBOGの皆様からは、ここ最近のデータ推進室のアップデートについてポジティブなフィードバックも多く、これまで組織的に取り組んできたことが一定の成果に結びついていることを実感しました。

またOBOG会そのものも非常に楽しんでくれた方が多かったようで「定期的にこのように情報交換をしていけると良いですね」というような感想もいただくこともできました。

なお最近のデータ推進室状況などについては社外記事などでチェックしてくれていたOBOGも多く、OBOGらとの関係性継続にとっても社外への情報公開を行うことは一助になっているのだなぁ、、、ということを実感しました。

OBOG会を終えてみて

シンプルにやって良かったな!という思いでいっぱいです。リクルートの空気感やコンテキストを知っていて、かつ現在は異なる環境で活躍している視点からの現在のデータ推進室に対するフィードバックをはじめ、OBOGの皆様の現在の活躍の様子などを聞くことが自分たちにとっても良い刺激になったと思います。

また当日はOBOG所属組織との勉強会などができると良いかもね!みたいな話題も出ていたので、どこかのタイミングで新しいコラボレーションが生まれるような種まきにもなったのかもしれません。どんな風に新しい取り組みが生まれてくるか非常に楽しみでもあります。

そして、ぜひとも近いうちに第2回を開催できるように頑張りたいと思います。

アドベントカレンダーに寄せて

※この記事はデータ推進室アドベントカレンダーの企画に乗っかって書かれました※

実はOBOG会自体は今年の6月に実施したものなのですが、バタバタとしているうちにブログを書きそびれ旬を逃してしまっていたトピックでした。そんなトピックをうまく掘り返すことのできたアドベントカレンダーという企画には非常に感謝しつつ、今後は旬を逃さないようにブログ記事を書いていこうと反省しております。ごめんなさい。(今年の謝り納めになると良いですね。。。)

Naoyuki ABE

Vice President

Naoyuki ABE

データ推進室の横断組織の責任者(雑用係)です